文化・芸術

2012年6月 3日 (日)

ヴェネツィア展

愛媛県美術館に「ヴェネツィア展」を見に行ってきた。

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愛媛県美術館に行くのもホント久しぶりだけど、「ヴェネツィア展」開催中と聞けば、イタリア大好き人間、塩野七生さんの『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年』を読んでヴェネツィアの歴史に魅せられた者としては、見に行かずにはいられない。

我が家から往復8キロを歩いて朝一の美術館へ。僕は朝一の開館直後の美術館へ行くのが好きだ。朝一だと入館者も少なくて、ゆっくりと静かに落ち着いて観ることができるから。今朝もまだ人の少ない館内を1時間ほど、じっくりと楽しむことができた。

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で、「ヴェネツィア展」。ヴェネツィア共和国の黄金時代15~16世紀頃の絵画やガラス製品なども展示されているが、芸術作品を鑑賞するというよりは、むしろヴェネツィア共和国の歴史や文化に触れ、それらを知るという企画内容だ。芸術的価値よりも資料的価値が大きいように思う。

ヴェネツィアの歴史に魅せられた僕などは、レパントの海戦や、海洋民族であったヴェネツィアの元首が「海よ!お前と結婚する」と宣誓する海との結婚式を描いた絵画など、思わず唸ってしまう展示が多々あった。

おもしろかったのは、干潟に無数の杭を打ち込んで都市を作り上げたヴェネツィアは、地盤が軟弱で、建物も軽量なものしか建てられないが、重厚な円柱を何本も有する建物を描いた想像画で、他に例を見ない特異な地形の上で生きるヴェネツィア人の憧れを見るようだ。

こうしたヴェネツィアの歴史や文化を直接目の前にすると、ヴェネツィアの行きたくなるのだ。

愛媛県立美術館、「ヴェネツィア展」の次は「ジェームズ・アンソール展」。これもなかなかおもしろそうなので、是非、見に行こうと思う。

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