スポーツ

2013年9月25日 (水)

カーリング日本代表決定戦

先週、カーリングのソチ冬季五輪世界最終予選に挑む日本代表決定戦が行われた。

女子の代表決定戦が、連日、NHKのBSでライブ中継されていたので、僕は録画して見たのだけど、熱戦続きでとてもおもしろかった。

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日本選手権3連覇中の中部電力と、北海道銀行とのプレイオフは両チームの力が拮抗し、見応えがあり、非常にエキサイティングだった。

本命と目されていた中部電力を破り、最後は北海道銀行が日本代表に輝いたが、北海道銀行といえば、2002年のソルトレイクシティ、2006年のトリノ五輪に出場経験のある小笠原選手(旧姓・小野寺)と船山選手(旧姓・林)のふたりが、結婚、出産を経てカムバックしたことで話題になったチームだ。

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元祖“カー娘”として注目された彼女たちの当時の活躍を思い出しながら、僕も北海道銀行を応援していたのだけど、カーリングという競技はパワーや技術だけでなく、経験が大きくものを言う競技なので、最後の最後で彼女たちの経験力が発揮されたんじゃないかと思う。

ソチ五輪世界最終予選は12月に開催され、日本のほか、ドイツ、ノルウェイ、中国など7カ国が参加し、上位2チームがオリンピックに出場できる。日本代表チームには、狭き門ではあるが、何とかここを突破して、ソチ五輪で日本チームが活躍する姿を見せてもらいたい。今後の試合が楽しみだ。

それにしてもカーリングという競技は、スポーツというよりはマインドゲームというか神経戦だと思う。まだまだルールや戦術がよくわからないところもあるけれど、何試合も見ているとなんとなくわかってきた。日本ではまだまだマイナーな競技だけど、見ていてとてもエキサイティングで興奮させられるおもしろい競技なのだ。

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2013年5月12日 (日)

ヤクルト VS 阪神 at 坊ちゃんスタジアム

坊ちゃんスタジアムで、プロ野球公式戦、ヤクルト対阪神の試合を観戦してきました。

雲一つない五月晴れ、最高の野球日和の下、久しぶりのプロ野球観戦に大興奮の一日だった。

↓五月晴れの下、坊ちゃんスタジアムへ

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3塁側内野2階席に陣取ると、坊っちゃんスタジアムは2万人近い大観衆。ヤクルトのホームゲームながら、6:4、いやほとんど7:3くらいの割合で阪神ファンが占めている。

↓坊ちゃんスタジアムは2万人近い大観衆

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↓レフトスタンドは阪神ファンで黄色一色

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試合は前半から中盤にかけては阪神能見、ヤクルト八木の両先発投手の投げ合いが続く。阪神は1回の表、無死満塁のチャンスを無得点でつぶすと、チャンスは作るもののホームが遠い。逆にヤクルトは、3回裏、犠飛で1点を先取。

↓バッター、阪神3番鳥谷選手

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↓オープンエア球場のこの感じ、気分はサイコーだ

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↓天然芝のグリーンが美しい

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今日の試合、クライマックスは8回表の阪神の攻撃。4番マートンのタイムリーで同点に追いつくとスタンドは阪神ムードが一気に爆発。すると、6番新井がレフトスタンドに逆転ツーランホームランを叩き込み、球場のムードは最高潮に。

↓新井選手の逆転ツーランでレフトスタンドは最高潮に

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ホームランで1点を返された阪神は、9回表、満塁から代打桧山がタイムリーヒットで1点を追加し、スタンドはお祭り騒ぎに。

そのまま9回裏を久保で逃げ切り、阪神が4対2で逆転勝ちを飾った。

↓夕暮れのスタジアムに勝利のジェット風船が舞う

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僕は特別阪神ファンってわけじゃないけれど、能見投手の素晴らしい投球、ショート鳥谷選手のファインプレイ、西岡選手の2安打の活躍、そして新井選手のホームランと、いいプレイがたくさん見られて大満足だ。

そしてそして、残念ながら今日の試合の最後のバッターとなってしまったが、地元愛媛出身のヤクルト岩村選手も見ることができて、うれしい限りだ。

それにしても、野球観戦はやはりデイゲームに限る。オープンエアの球場で、風を感じながらの野球観戦はサイコーに気分がいい。これぞまさにベースボールの原点なのだ。

↓2階席からは遥か石鎚山も見える

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2013年3月24日 (日)

全力疾走

センバツ甲子園2日目の第三試合、高知県の土佐高校が登場、埼玉県の浦和学院と対戦し、惜しくも4対0で惜敗した。

土佐高校といえば、純白のユニフォームに全力疾走。僕が小学生だった頃、甲子園球場を駆け抜ける土佐高校の純白のユニフォーム姿を見たときの鮮烈な記憶が今も残っている。

久しぶりに甲子園に帰ってきた今日の試合も、強豪の浦和学院相手に常に全力疾走。最後の最後まで実に清清しい戦いぶりを見せてくれた。

大事な場面での四死球とエラーで失点し、好機を相手の好守備に阻まれ、結果的には4対0の完封負けではあったが、今回も鮮烈な印象を残した。

全力疾走、当たり前といえば当たり前かもしれないが、チーム全員が常に、となるとなかなかできるもんじゃない。全力疾走することで、チームが常に同じ方向に向かって進むことができ、また、凡退に終わっても、1塁からベンチに全力疾走して帰ることで、意気消沈するのではなく、むしろムードが盛り上がる。全力疾走にはそんな素晴らしい効果があると思う。

まさに伝統の持つ力、伝統の素晴らしさを見た、今日の土佐高校だった。

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2013年3月22日 (金)

カーリング

カーリングの女子世界選手権が行われている。

日本からは代表の中部電力チームが参加しているが、世界の強豪国を相手に苦戦が続き、通算5勝6敗で7位に終わり、残念ながらこの大会での2014年ソチ冬季五輪への出場権を獲得することはできなかった。

今後は、今年12月の世界最終予選で五輪出場の最後の枠に挑戦することになる。

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日本戦はNHK・BSで放送されているので、僕も観戦しているのだけど、このカーリングの試合が実におもしろい。

僕は、前回のバンクーバー五輪で、目黒選手率いるチーム青森の活躍をテレビで見て、カーリングのおもしろさを知ったのだけど、その時以来のテレビ観戦で、カーリングのおもしろさにすっかりハマってしまったのだ。

と言っても、カーリングのルールはイマイチよくわからないところがあって、そのうえ、戦術や作戦となるとさらに複雑なものがあって、どんなプレイが良くて、何が失敗なのかなど、そもそも基本的なところがよくわからない。

そんな状態で見ていても、すごくおもしろいのがカーリングの不思議なところ。

単なる技術やパワーを競うだけではなく、作戦や戦術、戦略が勝負に大きくものを言う。氷面コンディションや滑り具合などの状況判断力、さらには、相手チームとの駆け引きも勝敗を分ける非常に大きなファクターだ。

それらが複雑に絡まり合って、ゲームの勝敗が決まって行く。その進行や展開が見ていて非常にスリリングで興奮させられる。

試合は静かに淡々と進められていくが、実は非常にエキサイティングなカーリングなのだ。

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2013年3月 8日 (金)

しびれた~

ナイスゲーム!!

野球観戦で久々にしびれたぁ~!!!

WBC第2ラウンド初戦の台湾戦、最後の最後までスゴイ大熱戦。

これぞまさに世界大会。日本野球の本領発揮。

特に今日の試合で最高にしびれたのは9回表、四球で出塁した鳥谷が二死から二盗を決めたシーンだ。アウトになれば即敗戦決定という絶体絶命の場面で、盗塁を試み、見事に成功する。それが、井端の起死回生同点タイムリーにつながった。

ギリギリ追い詰められた状況を打開していく機動力野球。これぞ過去2大会を制してきた日本野球の真骨頂だ。

これだけの大試合を勝ったことは非常に大きい。チームとしての一体感や結束も強くなったはずだ。

最高の勢いに乗って、次戦も頑張れ日本!!

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2010年8月23日 (月)

『甲子園が割れた日』/中村計

平野啓一郎の『葬送』を読んでいる3ヶ月半というもの、ずっと重苦しいものを背負った感じがし続けていたのだけど、読破したとたんすごく開放的な気分になり、まったく異なる種類の読み物が読みたくなった。

そこで中村計著『甲子園が割れた日』を一気に読んだ。

「松井秀喜5連続敬遠の真実」というサブタイトルがついたこの作品は、高校野球ファンならずとも覚えているであろう夏の甲子園大会での星稜高校と明徳義塾との球史に残る一戦、星稜の4番松井を明徳義塾ベンチが5打席連続敬遠したあの試合の両チームの選手・監督の軌跡を追ったスポーツ・ノンフィクションだ。

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多くの高校野球ファンに衝撃を与え、社会問題にまでなったあの試合、あの作戦をめぐり、関係した選手たち、両監督、多くの関係者への丹念な取材とインタビューを通し、あの試合の真実に迫った作品は、読んでいてとてもおもしろくて興奮させられた。

1992年8月16日、日曜日だったこともあり、その日の第三試合であった星稜と明徳義塾の試合は僕もテレビで観戦していたが、あのときの衝撃は今も忘れることができない。同じ四国勢ということもあり、僕は明徳を応援していたが、さすがに5打席連続敬遠という作戦に対しては、正直「そこまでやるか」って疑問を感じた。しかし、試合後に起こった大騒動に対しては、「そこまで明徳が叩かれるもんでもないのに」という思いで見ていた。そして、何度かあの作戦の是非について考えたことを今も覚えている。

あの試合、あの作戦は、それくらいインパクトがあるものだったのだ。

当時、明徳の監督や選手たちは悪役、ヒールにされていた。そんな彼らに対し、当時大学浪人中だった著者の中村計は「俺ならわかってやれる。10年後、彼らに会いに行こう。」と独断的に思い込んだそうで、このノンフィクションは、そんな彼の思い込みから始まった作品だ。

多くの当事者、関係者への徹底した取材やインタビューによって、あの作戦に対する評価として著者の中村計は、「野球観」と「高校野球観」という、似ていてまったく非なる価値観を提示する。

つまり勝ちを狙い、勝つためであればいかなる作戦も是とする「野球観」と、教育の一環として勝ち負けの結果よりもいかに戦うかを重視する「高校野球観」だ。明徳の馬渕監督は「野球観」の人で、星稜の山下監督は「高校野球観」の人であり、この価値観の違いがあの作戦の評価を分ける基準になると著者は提示する。

あの作戦が正解であったかどうか、その答えは一生出せない、そう明徳の馬渕監督も語っている。確かにそうだと思う。あの作戦に対する是非は、その人の野球観、もっと言えば人生観によって判断されるものであり、ある判断をした者が異なる判断をした者を非難したり、責めたりできるような問題ではない。まさに価値観の問題であり、非常に難しい問題なんだと思う。

『甲子園が割れた日』は、単に5連続敬遠の真実に迫るだけではなく、高校野球のあり方、高校野球の価値観に大きな問題を提起する優れたノンフィクション作品だと僕は思う。

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2010年6月 9日 (水)

ショートストップ考

ショート・ストップ。野球の守備位置のショート、遊撃手のことである。

昨日、中学生の軟式野球の試合を観戦しているときにふと、ショートってなぜショート・ストップと言うのだろうと思った。

調べてみると、その昔、1塁手と3塁手は現在と同じようにそれぞれのベース付近で守備をし、2塁手はセカンドベースの真後ろ付近で守備をしていた。そしてもう一人、セカンドベースと投手の中間付近で守備をしていた野手がいて、それがショート・ストップと呼ばれていたそうだ。セカンドベース方向へ飛んだ打球を、2塁手よりも手前で処理する役割から、文字通りshort stopと呼ばれていたものと思われる。

現在では守備位置が変わり、2塁手はファーストベースとセカンドベースの中間で守備をし、ショートはセカンドベースとサードベースの中間で守備をするようになったが、一二塁間を守る野手を2塁手(secand baseman)と呼び、二三塁間を守る野手をショート・ストップ(short stop)と呼ぶのは、その当時の名残ということだそうだ。

それにしても、よくよく考えてみると、内野手や外野手の人数や守備位置が現在のようなものになったのも不思議といえば不思議だ。おそらくは、何らかの理論や理屈によってそうなったのではなくて、ベースボールの長い歴史の中で、いろいろと試行錯誤を重ねるうちに、ゲームをするおもしろさ、ゲームを見るおもしろさが、守備側と攻撃側でベスト・バランスになるような人数や守備位置を経験的に掴んでいったんじゃないだろうか。そういう意味において、現在のベースボールという競技は、その長い歴史の中で、高度に洗練された競技になっていると僕は思うのだ。

普段、当たり前のこととして見ているルールも、改めて「なぜなんだろう?」と考えてみるのもなかなかおもしろいものだ。

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