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2014年10月

2014年10月25日 (土)

再びニノ森へ  石鎚山~二ノ森登山(2014.10.25)

先々週に続いて、久しぶりの登山仲間とふたりで再びニノ森へ。

今回は前回の保井野コースとは異なり、石鎚山からの縦走コース。
天気予報は晴れだったのに、残念ながら山の上は終日ガスの中で眺望はまったくきかず。

それでも久しぶりの石鎚山からのニノ森登山で縦走登山を満喫。
ハードなロングコースを歩ききって愛媛県第1位と第2位の高峰に立った達成感と満足感は他の山では味わえないものだ。
そして、ニノ森山頂では楽しい出会いが待っていた。

午前8時、土小屋に到着。石鎚スカイラインを上ってきているときから濃いガスが流れていたが、土小屋周辺はすっぽりとガスの中。石鎚山の姿もガスでまったく見えず。登っている間にガスが抜けてくれることを期待しながら登山開始。

↓土小屋から石鎚方向 ガスでまったく見えず
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瓶が森方面に目をやると、山頂付近はガスがかかっているものの、中腹あたりまではきれいに晴れている。これはますます期待が高まる。石鎚山に向かって快調に歩を進める。

↓瓶が森 山頂付近までガスが抜けている
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鶴ノ子ノ頭を巻き、第1ベンチまで来ると、石鎚山の東稜が見えてくるが、中腹まではガスが抜け、山頂付近をガスが流れている。もう少しで山頂もガスが抜けてくれそうだ。さらに期待は高まり、登りのペースも上がる。

↓石鎚東稜が見えてきた
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↓山頂付近をガスが流れている
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↓本日いちばんの石鎚山ビュー
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↓紅葉の中を快調に登っていく
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1時間30分ほどで成就社コースとの分岐に到着。鳥居の下で10分ほど休憩。抜けそうだったガスはなかなか抜けてくれず、山頂方向は濃いガスの中でまったく見えない。

二の鎖小屋があった場所に建設中のバイオトイレと休憩小屋も、かなり工事が進んでいて、ほぼ建物の全容がわかるようになっていた。木材を使った立派できれいな小屋で、二階では寝泊りもできそうだった。あと1ヶ月ほどで完成予定。新しい小屋が楽しみだ。

↓バイオトイレ、休憩小屋も間もなく完成
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ガスの中、巻き道を登っていく。面河道との分岐点にザックをデポし、空身で石鎚山山頂に向かう。5分ほどで石鎚山山頂弥山に到着。濃いガスの中で山頂からの眺望はまったくきかない。これから向かうニノ森もまったく見えない。山頂社に参拝をして、すぐに下山開始。分岐点へと下っていく。

↓石鎚山山頂も濃いガスの中、眺望はまったくきかず
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↓三の鎖下にも新しい小屋が
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面河道分岐からニノ森へと向かう。このコースを歩くのは2回目、4年半振りだ。残念ながらまわりは相変わらずの濃いガスの中、この調子では今日はガスははれてくれそうにない。

↓面河道分岐 きれいな案内標識が立っていた
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↓天然林の間を流れるガス 幽玄な雰囲気
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誰もいない静かな登山道を進んでいく。笹尾根あり、岩場あり、苔谷ありと変化に富んだ登山道は、歩いていてとてもおもしろいのだけれど、今日は、まわりの景色がまったく見えないうえに、笹や地面が濡れていれ、スリップするし、腰下までの笹漕ぎでスパッツやパンツはずぶ濡れになってしまいで、なかなか大変だ。

↓面河道とニノ森方面の分岐 きれいな案内標識が設置されていた
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↓ガスの中の縦走路
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↓場所によっては腰下までの笹漕ぎ
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それでも標高1800mを越える縦走路は、これぞまさに縦走登山。縦走登山を満喫しながら、一歩一歩進んでいく。

↓ますますガスは濃くなっていく
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途中で、単独登山者2名とすれ違う。1名の方は僕たちと同じで石鎚山からニノ森へピストンする帰り、もう1名の方は梅が市から堂が森、ニノ森を越えて石鎚山へ向かっているとのこと。

何度かピークを越え、12時20分、やっとニノ森山頂に到着。誰もいない山頂を貸し切り状態だけど、残念ながらガスは抜けてくれず、眺望はまったくきかない。それでも、ハードなロングコースを歩ききってニノ森山頂(標高1929m)に立った達成感は非常に大きい。これだからニノ森登山は止められない。

↓ニノ森山頂(標高1929m)に到着 眺望はきかず
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しばらくすると、堂が森方面から二人組みの若い女性登山者が到着。人気のないニノ森で、若い女性登山者と会ったのは初めてだったのでビックリ。さらにニノ森登山は今日が初めてとのことだけど、保井野登山口からニノ森山頂まで4時間30分ほどで登ってこられたとのことで二度目のビックリ。先々週、僕が同じコースを登ったときは5時間半もかかったのに…。さらにさらに、なんとニノ森山頂でi-padを使っていたので三度目のビックリ。

昼食を食べながらしばしの談笑。山頂からの景色は見えなかったが、いい出会いで楽しいひとときを過ごさせていただいた。

午後1時過ぎ下山開始。石鎚スカイラインの閉門時間もあるので、足早に下っていく。

↓下山途中、少しだけ青空が
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結局、今日は一日中ガスがはれることはなく、眺望は楽しめなかった。午後5時55分、閉門5分前にギリギリ石鎚スカイラインを通り抜けた。

<本日の登山>
自宅発5:30→「土小屋」8:00着~8:20発→「成就社コース分岐」9:53着~休憩~10:03発→「面河道分岐」10:20→「石鎚山山頂・弥山」10:26着~10:32発→「面河道分岐」10:40着~10:43発→「ニノ森山頂」12:20着~昼食~13:15発→「面河道分岐」15:15→「成就社コース分岐」15:30着~休憩~15:40発→「土小屋」17:20着~17:30発→自宅着19:45

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2014年10月12日 (日)

二の森・鞍瀬の頭・堂が森登山(2014.10.11)

10月の3連休で予定していた南アルプス遠征登山は台風接近のため残念ながら中止。せっかくの3連休、台風接近直前、唯一好天が期待される11日土曜日に、愛媛県内でアルペン気分が味わえる山ってことで、保井野登山口から、堂が森、二の森、鞍瀬の頭の三山に登ってきました。(ソロ)

秋晴れの下でってことにはならなかったが、山の上は雲もなくまずまずの眺望、アルペン気分とさわやかな秋の空気を感じながら、静かなロングコースの山歩きを楽しむことができた。

朝7時前に保井野登山口に到着。先行車が1台止まっている。山の上の方を眺めると、厚い雲がかかっている。登っているうちに晴れてくれることを願いながら出発。

↓保井野登山口
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堂が森に登るのもホント久しぶり。思い返してみると1年半ぶりだろうか。澄み切った朝の空気、天然林の美しい緑の中を気分良く快適に登っていく。が、堂が森まで3.4kmで標高差1,100mを登る保井野コースはさすがにハードな急登続きで、久しぶりに歩くとすぐに汗をかき、息が上がってしまう。

↓天然林の美しい緑の中を快適に登っていく
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誰もいない登山道はとても静かで気分がいいのだけど、休み休み登っていくためなかなかペースが上がらない。しかも、高度が上がってくると晴れるどころか周囲にはガスが漂ってくるように。

1時間20分ほどでから池に到着。ザックを降ろして5分ほど小休止。から池の手前で男性の単独登山者に追い越される。「今日は晴れそうにないですね」と言葉を交わしたが、から池まで登ってくると、さらに周囲のガスが濃くなり、なかなか晴れてくれそうもなく、テンションも下がり気味。

↓から池 周りにはガスが漂っている
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シャクナゲ尾根の登りにかかるが、見えてきた空にもガスがかかっている。これでは山の上もガスがかかって眺望は期待できそうにない。そう思うとさらにテンションが下がり、登るペースもますます落ちてくる。今日は、二の森まで行くのは止めて、ゆっくりと登って堂が森までにしようかって思うようになってきた。

↓晴れるどころかガスはだんだん深くなっていく
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予定タイムよりもだいぶん遅れて水場を通過、北側斜面の最後の急登にかかるが足取りは重い。が、登るにつれ空が明るくなっている。もしかして空は晴れているのか?ペースを上げて樹林帯を抜け、梅が市との分岐に到着すると、雲海を下に見て、山の上はガスが抜けきれいに晴れている。一部にはきれいな青空も見えている。

↓水場
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↓北斜面の急登
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↓梅が市分岐、空は晴れている
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↓可憐なリンドウ
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↓雲海と青空
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一気にテンションアップ!標高1200mあたりまでは雲の中だけど、それより上は雲が抜け、きれいに晴れていたのだ。こうなるともう一度気合を入れ直して、当初の予定通り、二の森まで行くことにする。

↓ススキと雲海
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↓堂が森
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ここまでスローペースで登ってきた分、ここからは少しペースを上げて登っていく。10時30分に本日ひとつ目のピーク、堂が森(1689m)に到着。鞍瀬の頭の雄姿がドバーンと目に飛び込んでくる。その横には石鎚山もきれいに見える。青空ではないものの、雲もガスもかかることなく、まずまずの眺望だ。素晴らしい景色を眺め、急いで二の森へと向かう。

↓鞍瀬の頭の雄姿 これを見たら二の森まで行くしかないっ
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↓堂が森山頂方向
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↓登ってきた方向を振り返る
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↓堂が森山頂 風が強い
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↓堂が森山頂から鞍瀬の頭、石鎚山も見えている
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途中、愛大避難小屋のトイレが新しくなったとのことなので見に寄ってみた。以前あった場所とは異なり、非難小屋のすぐ隣に新しくてとてもきれいなトイレができていた。使わせていただいたが、とても清潔で快適なトイレだ。みんなで大事に使いたいものだ。

↓愛大避難小屋
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↓新しくできたトイレ
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↓トイレの中 とても清潔できれい
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雄大な景色の中、ゆったりと続く鞍瀬の頭への登りは、まさにアルペン気分に満たされる。緑の笹原、鞍背の頭北西面の紅葉などを眺めながら快適に登っていく。気分は最高だ。

↓鞍瀬の頭へと続く尾根道
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↓鞍瀬の頭北西面の紅葉
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↓アルペン気分満開の登山道を快適に登っていく
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↓登山道途中の紅葉
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↓定番ショット 白骨林と振り返った堂が森
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五代の別れ手前で下山してくる登山者ふたりとすれ違う。ひとりは、から池の手前で追い越していって人だ。「山の上は晴れていて良かったですね」と言葉を交わす。

12時ちょうど、五代の別れに到着。今度は愛媛県下第二の高峰、二の森の優美な山容が見えてくる。登山口から5時間、ここまで登ってきて初めて目にすることができる二の森。感動のご対面だ。

↓二の森の優美な山容
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↓二の森と鞍瀬の頭のツーショット

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↓ナッツ類の行動食
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小休止の後、二の森へ向け登っていく。台風の影響なのか、風の通り道ではかなり強い風が吹いている。慎重に一歩一歩登り詰めていく。

↓二の森まであと少し
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12時35分、本日二つ目のピーク、二の森(1929m)に到着。誰もいない山頂を貸し切り状態。すぐ目の前には石鎚山の切れ落ちた南壁が。西の冠岳を通って石鎚山へと連なる稜線がきれいに見える。石鎚山の弥山もすぐそこに見えるが、台風が接近しているためか、今日はそれほど登山者も多くなさそうだ。

↓二の森山頂
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↓西の冠岳から石鎚山へとつながる素晴らしい眺望
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↓石鎚山弥山をアップで
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貸し切りの山頂で最高の眺望を楽しみ、行動食の昼食を食べ、午後1時、下山開始。そのまま鞍瀬の頭へと向かう。鞍瀬の頭への登りは、あまり登山者が多くないのか、笹が伸びてしまい、深いところでは腰下までの笹漕ぎをしながら登っていく。

↓クリフバーで昼食
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↓鞍瀬の頭へと向かう
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↓鞍瀬の頭への登り
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30分ほどで本日三つ目のピーク、鞍瀬の頭に到着。二の森、西の冠岳、石鎚山がきれいに見えるが、山頂は風が強くて吹き飛ばされそうだ。早々に下山開始。

↓鞍瀬の頭への笹原の登り
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↓二の森、西の冠岳、石鎚山の眺望
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↓鞍瀬の頭山頂から堂が森方向 紅葉がきれい
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↓五代が森へと延びる美しい稜線
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時間も時間なので、保井野登山口までほぼ休みなしで下り続ける。いつものことながら、このコースは下りが登るとき以上にキツイ。足元の悪い急な下りを一歩一歩、慎重に下っていく。午後5時前に、ようやく登山口に到着できた。

↓堂が森への下り 長いなぁ
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↓雲海
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↓最後にもう一度鞍瀬の頭
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歩行距離は往復で約20km、標高差は1300m、登山時間10時間に及ぶハードなロングコースはさすがに歩き甲斐がある。また、歩き終わった後の達成感や満足感も大きいが、体のダメージも大きく、今日は足や膝が痛い。それでも、二の森登山は最高だ。愛媛県内で僕がもっとも好きな登山コースなのだ。

↓帰り道、真っ赤な夕焼け
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<本日の登山>
自宅発5:50→「保井野登山口」6:50着~7:10発→「から池」8:30着~8:35発→「水場」9:20着~9:25発→「梅が市分岐」9:50着~9:55発→「堂が森」10:30着~10:40発→「愛大小屋」10:50着~11:05発→「五代の別れ」12:00着~12:03発→「二の森」12:35着~昼食~13:00発→「鞍瀬の頭」13:35着~13:38発→「五代の別れ」13:50→「堂が森」14:42→「梅が市分岐」15:03→「水場」15:18→「から池」15:53→「保井野登山口」16:55着~17:00発→自宅着18:30

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2014年10月 8日 (水)

残念っ

今週末の3連休、夏に行けなかった南アルプス遠征登山へ行こうと準備バッチリだったのに、なっ、なんと、台風19号が日本に接近中で、ちょうど3連休は台風の影響をモロに受けそうな予報に・・・

何てこった。つい先日、台風18号が来たばかりなのに。よりによって3連休に来なくても。等々、泣き言も言いたくなってしまうけど、さすがに台風が接近している中を遠征登山に出かけるわけにも行かず、今回の遠征登山も残念ながら中止することになった。

7月の3連休、8月のお盆休みと、今年の夏に計画した南アルプス遠征は、どちらも雨天のために中止。今回の3連休こそは三度目の正直と意気込んでいたのに、一転、一度あることは二度あり、三度ありになってしまった。

ザックにパッキングしていた荷物を出番が無いまま解くのも今年3回目。この3連休が今年のラストチャンスだっただけに、今年は一度もアルプスに行けないこととなり非常に残念だ。今年新調し、出番を今か今かと待っていたマムートのおニューザックのデビューも来年に持ち越しだ。

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まっしかし、山は逃げるわけじゃなし、来年こそ、素晴らしい天候の下で、最高のアルプス遠征登山ができるよう楽しみにしておこう。

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2014年10月 5日 (日)

今治西優勝

坊ちゃんスタジアムで秋季高校野球愛媛県大会決勝戦を観戦してきました。

第1シード今治西と、夏の県大会準優勝松山東の一戦は、決勝戦にふさわしく手に汗握る投手戦となったが、総合力に勝る今治西が5対0で松山東を破り、5年ぶりに秋の県大会優勝を飾った。

【決勝戦 今治西5-松山東0】

台風の接近に伴い、時折雨が降り、風も強くてグラウンドコンディションは良くなかったが、両チームの選手たちは最初から最後まで常に全力プレイ。決勝戦らしい引き締まった好ゲームを見せてもらった。

松山東の先発はエース亀岡投手。130キロを越える速球を武器に、コントロール良く投げ込んでくるピッチングが素晴らしく、現時点ではたぶん愛媛県下ナンバー1右腕だろう。今日の試合でもアウトコースぎりぎりに威力あるストレートを投げ込まれ、今治西打線は序盤からチャンスを作るものの、あと1本が出ない。

↓好投を見せた松山東亀岡投手 現時点では県下ナンバーワン右腕
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今治西は1回表、2回表とランナーを出すものの、亀岡投手の好投にダブルプレイに打ち取られ、チャンスを消されてしまう。3回表にはスコアリングポジションにランナーを進め、1番秋川選手がレフト戦ぎりぎりにヒット性のフライを打つが、これを左翼手がスライディングキャッチで無得点。

押し気味ながらも、亀岡投手の好投や野手陣の好守備によって、チャンスをものにできない序盤のこの流れはまさに松山東のペースで、今治西にとっては非常に悪い流れだ。

しかし、今治西の先発エース杉内投手も、連投の疲れも見せず、立ち上がりから低目をていねいに突く投球がさえ、松山東を1安打に抑え込む。

↓亀岡投手と投手戦を演じる今治西杉内投手
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前半は松山東亀岡投手、今治西杉内投手、両投手が一歩も譲らない投手戦を演じ、5回を終わって0対0、手に汗握る好ゲームになった。

試合が動いたのは6回表。今治西は先頭の2番中内選手が四球で出ると、3番杉内選手は送りバントではなく強打。これがライト前に落ちるヒットとなり、無死1、3塁の先制チャンス。ここで4番藤原選手がセンターにタイムリーを放ち、今治西がようやく1点先制。

↓決勝のタイムリー 今治西藤原選手
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この後、さらに死球などで1死満塁とチャンスを広げ、7番杉野選手がライトに犠飛で1点追加。8番安藤選手のライトへのヒットでさらに1点追加で3対1とリードした。

これで主導権を握った今治西は、7回表にも3安打、2四球を集めて2得点。5対0とリードを広げて試合を決めた。

6回、7回の今治西打線の集中打、打線のつながりは見事だった。クリーンヒットだけではなく、飛んだコースがラッキーだったヒットも何本かありはしたが、ここぞというときの集中力、勝負強さはさすがだ。

終わってみれば今治西は好投手亀岡投手から13安打。強打、猛攻という印象は残っていないが、しぶといバッティングが光った。

今治西の杉内投手は2番石山選手に打たれた2安打完封。サード高尾選手、セカンド中内選手、そして最終回の藤原選手などバックの好守備に助けられた場面も多々あったが、勢いに乗る松山東打線をほぼ完璧に抑え込んだ。

四国大会出場を決め、ベンチ、スタンドともに最高潮に盛り上がり、勢いに乗る松山東に対し、今日の今治西は序盤の悪い流れの中、相手に得点を与えず、自分たちが先取点を奪い、主導権を握れたことが勝因だろう。投攻守が非常にうまくからまり、快心の勝ち方だった。

松山東も亀岡投手、米田選手を中心に、よくまとまったチームだ。勢いだけではなく、着実な強さを感じた。

↓5年ぶりに秋季県大会優勝の今治西
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【3位決定戦 松山聖陵9-新田6】
四国大会への出場校を決める代表決定戦は、聖陵、新田の強打のチームによる打撃戦になった。

前半でリードした聖陵を新田が追い上げる試合展開は、8回裏に新田が6対6の同点に追いついたが、9回表、聖陵が3点を挙げ、打撃戦に終止符を打ち、四国大会への出場を決めた。


これで四国大会への出場校は、1位今治西、2位松山東、3位松山聖陵の3チームになった。総合力の今治西。投手力の松山東。打撃力の松山聖陵と、カラーの異なる3チームが代表となった今年の四国大会。来春のセンバツめざして、3校には是非頑張ってもらいたい。


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2014年10月 4日 (土)

今治西 決勝進出

坊ちゃんスタジアムで秋季高校野球愛媛県大会準決勝の2試合を観戦してきた。

第1試合では、第1シードの今治西が松山聖陵と対戦、強打の聖陵を逆転で破り、明日の決勝戦への進出を決めるとともに、四国大会への出場も決めた。

【第1試合 今治西6-松山聖陵2】

今治西の先発はエース杉内投手。今日の試合のポイントは杉内投手と聖陵打線の対戦だと思っていたが、試合開始早々、杉内投手が投じた初球を聖陵のトップバッター照屋選手が狙いすましたように振り抜くと、打球は風にも乗ってライトスタンドへ。先頭打者初球ホームランで、聖陵がいきなりの先制。

これで勢いづいた聖陵打線は、続く2番与儀選手もレフト前にヒットを放ち、次打者送りバントで1死2塁と追加点のチャンス。その後、死球と内野ゴロで2死1、3塁とチャンスを広げ、立ち上がりの杉内投手を攻め立てる。

しかし、ここは杉内投手が踏ん張り、次打者を外野フライに打ち取り、初回の失点を先頭打者ホームランの1点だけに食い止めた。

この試合、今治西にとっては初回のピンチをこの1点で切り抜けられたことが非常に大きかった。勢いに乗り、流れが聖陵に傾きかけたところをしっかりと止め、主導権を渡さなかった。

↓今治西エース杉内投手 2失点完投
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1回裏の今治西、先頭打者の秋川選手が四球で出ると、すかさず送りバントで2進。3番杉内選手のライト前ヒットで1死1、3塁とチャンスを広げると、4番藤原選手が左中間を破る2点3塁打で鮮やかに逆転。さらに、この試合から5番に打順が上がった1年生山内選手もライト前にタイムリーヒットで続き1点を追加、3対1として試合の主導権を握る。

↓逆転スリーベース 今治西藤原選手 これぞ4番の働き
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山内選手のこの3点目のタイムリーは大きかった。聖陵が勢いに乗った直後だっただけに、2点差を付けて突き放せたことが試合の流れを大きく変えた。

↓注目の1年生5番打者山内選手 打撃センスの良さはピカイチ
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今治西は2回裏、先頭打者がエラーで出ると、送りバントで1死2塁。1番秋川選手が絶妙のバントヒットを決め1死1、3塁のチャンス。2番中内選手の打席、まずパスボールで1点追加で4対1。さらに中内選手がライト前タイムリーで2塁走者を迎え入れ、5対1と聖陵を突き放す。

↓注目の1年生 前の試合までは5番打者高尾選手 遠くへ飛ばす力が魅力
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↓注目の1年生3人目 杉野選手 強肩の外野守備も魅力
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このまま点の取り合いになるのかと思われた試合は、この後、両チームの投手が踏ん張り、両チーム0が続く。聖陵の日野投手もボール先行の苦しいピッチングが続くが、中盤からは徐々に立ち直り、今治西打線も追加点が奪えない。

今治西の杉内投手も、今日はなかなか低目ストレートでストライクが取れず、いつものようなベストピッチではなかった。強打の聖陵は5回表、2死満塁と大きなチャンスを作ると、5番藤田選手の強い打球が1、2塁間にライナーで飛んだが、今治西の2塁手中内選手の正面。抜けていれば右中間への長打になっていたであろう打球だったが、中内選手のポジショニングが非常に良くてピンチをしのいだ。

2回以降得点ができない今治西は8回裏、先頭打者が四球で出ると、送りバントで2進。1番秋川選手がレフトオーバーの2塁打を放ち1点追加、6対1として試合を決める。

↓ダメ押しのタイムリーツーベース 今治西秋川選手
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しかし、聖陵も粘りを見せ、9回表、1死2塁からタイムリーヒットが出て1点を返して6対2。ここで今治西、中継に入った中内選手はバックホームが間に合わないと判断すると、カットしたボールを1塁に送球。タイムリーを放ち、1塁ベースを回った打者走者タッチアウトとなった。今治西の強さ、隙のない野球を垣間見るビッグプレイだった。

【第2試合 松山東3-新田2】

第2試合は第2シードの新田を相手に松山東が手に汗握る大接戦を演じ、3対2で新田を破り、決勝戦進出と四国大会への出場を決めた。

試合は3回表、タイムリーヒットで松山東が1点を先制、おもしろい試合展開になる。松山東の亀岡投手の前に抑え込まれていた新田打線は、5回裏にようやく1点を返して、1対1の同点に追いつく。

7回表に松山東が1点を奪い2対1とリードするが、新田はその裏、すかさず1点を返して2対2の同点。

手に汗握る大接戦となったが、松山東は8回表、相手のタイムリーエラーで1点を奪い、3対2と3たびリード。これを亀岡投手が守り抜き、松山東が3対2で新田を破った。

松山東は選手、ベンチそしてスタンドが一体となって非常に勢いが感じられた。


これで明日の決勝戦は今治西と松山東の対戦に決まった。今年の夏の愛媛県大会で今治西は松山東に敗れただけに、ここはリベンジを果たしたいところ。いっぽうの松山東も夏の県大会は決勝で敗れたため、秋は是非とも優勝したいところだろう。好ゲームに期待したい。

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