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2011年8月13日 (土)

堂ガ森~ニノ森~鞍瀬の頭(2011.8.13)

山ガールといつもの仲間3人で、保井野からニノ森へ登山に行ってきました。山ガールと仲間2人はニノ森登山は初めて、僕も真夏にニノ森へ登るのは今日が初めて。最高の夏山の景色を楽しめたけれど、下山途中で雷雨にあい、いろんなことが経験できたハードなロングコースだった。

朝6時過ぎから登り始める。いつもながら保井野コースは最初からずっと上りが続く。木々の陰の下を登っていくけれど、さすがに夏山は気温が高く、最初からずっと汗のかきっぱなし。予想以上にスタミナを消耗し、なかなか思うようにペースが上がらない。

1時間15分でから池に到着。ここまでですでにかなりの量の水を飲んでいるが、汗びっしょりで、しんどい。まだまだ先は長いので、しばらく休んで重い腰を上げる。

<↓から池から先の笹>

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から池から先はいきなりの笹道。笹が伸び放題に茂っている。そして、シャクナゲ道に入ると、急登の連続。木々のおかげで直射日光は当たらないが、この暑さがたまらない。保井野コースで今まででもっともしんどい気がするが、一歩一歩足を前に進め続ける。

登山口から2時間30分で、梅ガ市分岐に到着。森林を抜けてパーッと視界が開け、気分は爽快。空が明るい。しかし、梅ガ市分岐から先は笹が茂り、道を覆っている。しかも、笹が露で濡れているため、歩いているうちにズボンはずぶ濡れだ。しばらく休んで堂ガ森を目指す。

<↓梅ガ市分岐から面河ダム>

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森林限界を越えると、日差しが心配だったのだけど、ラッキーなことに太陽はちょうど雲に隠れ、下から涼しい風が吹き上げてきて、気持ちがいい。しかし、笹の露でズボンや登山靴までずぶ濡れだ。

<↓緑濃い堂ガ森が見えてきた>

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3時間15分で堂ガ森山頂(1689m)に到着。笹の緑が色濃く茂る鞍瀬の頭の姿が目に飛び込んでくる。ここまで緑が濃い鞍瀬の頭は初めて見るが、ここまで登ってきて、初めて鞍瀬の頭の絶景が目に飛び込んでくる瞬間は、何度味わっても最高だ。

<↓鞍瀬の頭が目に飛び込んできた>

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<↓堂ガ森山頂>

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<↓緑の縦走路がきれいに見える>

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梅ガ市分岐までの登りで思いの外、たくさん水を飲んでしまったので、愛大小屋の奥の水場で水を補給。ちょろちょろって流れているだけだけど、冷たくておいしい。

水も補給できたので、五代の分れを目指して笹の稜線を登って行く。直射日光は雲に遮られ、下から吹き上げてくる涼しい風に背中を押してもらい、きれいな笹の稜線を快適に登って行く。

<↓鞍瀬の頭、遠いなぁ>

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<↓堂ガ森を振り返る、だいぶん登って来た>

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<↓天へと続く道>

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11時50分、五代の分れに到着。今度は、夏雲をバックにニノ森の優美な姿が目に飛び込んでくる。やはり笹の緑が濃い。真夏のニノ森も美しいものだ。男性的なフォルムの石鎚山に対し、愛媛県下第2の高峰であるニノ森はとても優美で女性的だ。

<↓五代の分れから、夏雲をバックにニノ森の優美な姿>

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<↓鞍瀬の頭とニノ森>

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<↓鞍瀬の頭>

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そのままニノ森を目指す。五代の分れからニノ森へのトラバース道は一部崩れ落ちたところがあり、ちょっと危険だ。最後の急登を登りきり、12時30分、本日の目的地であるニノ森山頂(1929.2m)に到着。

<↓ニノ森が近づいてきた>

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<↓ニノ森山頂>

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山頂手前で先行されていた単独登山者が下山されたので、ニノ森山頂は僕たち4人の貸し切り状態。石鎚山南壁、西の冠岳からニノ森へと続く切り立った稜線の絶景を独占しながら昼食を食べる。石鎚山を眺めるもっとも高い場所での山頂コーヒーは最高の贅沢だ。ただ、夏山登山の宿命、山頂ではアブの大群に見舞われ、たいへんだった。

<↓ニノ森山頂から石鎚山南壁の絶景>

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<↓山頂コーヒー、最高の贅沢>

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それにしてもニノ森は静かな山だ。山頂は僕たち4人の独占状態だったし、結局、今日、ニノ森登山で会った登山者は、先ほどの先行者と、下山中に会ったお二人(今日は、愛大小屋に宿泊するそうだ)だけだった。

ニノ森山頂でゆっくりと過ごした後、鞍瀬の頭を目指す。ニノ森からいったん下りて、再度登り返す。ニノ森から30分ほどで本日3つめのピーク、鞍瀬の頭山頂(1889m)に到着。いつも思うのだけど、県下5位の高峰で、山容も実に堂々として美しい鞍瀬の頭は、山頂に標識もなく、ちょっと寂しい気がする。

<↓ニノ森から鞍瀬の頭へ向かう>

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<↓鞍瀬の頭山頂>

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鞍瀬の頭に立った頃から、徐々に雲行きが怪しくなりはじめた。急いで下山に移る。笹の稜線をひたすら下り、途中、愛大小屋で水を補給。堂ガ森の肩に到着した頃には、遠くで雷が鳴りはじめた。急いで下り、梅ガ市分岐を過ぎて、山林の中に入ると近くで雷鳴がとどろきだした。

<↓鞍瀬の頭から堂ガ森、遠いなぁ>

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<↓美しい緑の稜線>

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途中でゲリラ豪雨なみの大雨になり、登山道は水が流れだし、小さな沢状態。30分ほどで雨は止んだが、足元は濡れてスリップして危ない。いつもよりかなり時間をかけてようやく登山口に辿り着いた。いろんなことがあった今日の登山だったのだ。

<本日の登山時間>

自宅発5:00→「保井野登山口」6:20着~6:45発→「から池」8:00着~休憩~8:10発→「水場」8:50→「梅ガ市分岐」9:15着~休憩~9:25発→「堂ガ森山頂」10:00着~10:15発→「愛大小屋」10:30着~10:45発→「五代の分れ」11:50着~11:55発→「ニノ森山頂」12:30着~昼食~13:20発→「鞍瀬の頭山頂」13:50着~14:00発→「五代の分れ」14:10→「愛大小屋」14:45着~15:05発→「堂ガ森肩」15:25着~15:30発→「梅ガ市分岐」15:55→「から池」16:50着~17:00発→「保井野登山口」18:20着~18:40発→自宅着20:10

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コメント

昨日はお疲れ様でした。
長いコースでしたが、何よりも帰り道の保井野がきつかったですね
今日は少々ふくらはぎが筋肉痛です。
アブは多かったですが、笹の葉の緑がきれいで、素晴らしかったです。
次回までに、もう少し体力づくり励みたいと思います

投稿: ノラえもん | 2011年8月14日 (日) 10時19分

ノラえもんさん、昨日はお疲れ様でした。
ニノ森登山は、5回目でしたが、昨日はニノ森登山史上最高に疲れました
それでなくてもハードな保井野コースですが、雷雨の後の下山がこたえました。。。
しかし、ハードなロングコースを歩いて目にすることができる絶景や、大きな達成感は最高です
また行きましょう!!

投稿: ハートフィールド | 2011年8月14日 (日) 18時22分

雷雨は怖いですよね!
ここしばらく、天気が不安定なので、瓶が森でのキャンプの予定を思案中です

投稿: 由美 | 2011年8月15日 (月) 11時39分

お疲れ様です

おでこを3か所ほど蚊にやられていましたおでこがぷっくり腫れてます。

ロングコースで、クタクタになってしまいましたが、雷雨も体験できたし、今週からの合宿が心強いです。

次回のファイナルにも参加しますね

投稿: 山ガール | 2011年8月15日 (月) 12時34分

由美さん、雷雨はホント怖いです。
僕たちはちょうど樹林帯の中に入っていたのでまだよかったですが、あれが稜線上だったらと思うとぞっとします。。。

この時期、天気が良ければ瓶ヶ森でのテント泊は最高に気分がいいでしょうね。
天気がいいと良いですね

投稿: ハートフィールド | 2011年8月15日 (月) 22時23分

山ガールさん、お疲れ様でした。
夏山なので仕方ないですが、虫にはホントやられましたね。
でもそれ以上に僕は脚がパンパンで、今もまだ痛いです

山ガールさんも、保井野コースを制覇したからには、もうどこへ行っても大丈夫
八ヶ岳も楽しんできてください!

そして、秋には再びニノ森へ行きましょう!!

投稿: ハートフィールド | 2011年8月15日 (月) 22時29分

お疲れ様でした。
ついに念願の二ノ森の姿を見、頂に立つことができました。
体調を気にしながらの参加で皆さんにご心配をおかけしましたが、色々な経験もでき充実した登山ができました。
ハードワークで今も少し引きずっていますが達成感は格別です。
ヘトヘトになってもまた行きたくなる。何なんでしょうかね~。

投稿: 風来男 | 2011年8月15日 (月) 23時30分

おおっ、風来男さんもついにニノ森の魔力に魅了されてしまいましたね

ハードなロングコースで、ホント、ヘトヘトになりますが、それに見合うだけの絶景と、大きな達成感が待ってくれている。
それがニノ森の魅力ですね。

秋には石鎚山からニノ森へGO!!

投稿: ハートフィールド | 2011年8月15日 (月) 23時53分

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