『ブレイブ・ワン』
ジョディ・フォスター主演の映画『ブレイブ・ワン』を見た。僕がもっとも好きな女優ジョディ・フォスター主演作ということで期待して見たのだけど、期待を裏切らない見応えのある作品だった。ただ、ストーリー的には先が読め過ぎて、いまひとつ面白味が足りなかったように思う。もうひとひねり欲しいところだ。
ジョディ・フォスター演じる主人公エリカは、ニュー・ヨークに住む人気ラジオ・パーソナリティで、結婚をまじかに控えている。そんなある日、婚約者といっしょに犬の散歩をしているところを暴漢に襲われ、婚約者は殺され、エリカも瀕死の重症を負う。一命を取りとめたエリカは、警察の捜査が進まないことに絶望し、自ら違法に銃を入手し、犯人への復讐に出る。
アカデミー主演女優賞を獲った『羊たちの沈黙』でのクラリス役があまりにもハマリ役であったためか、それ以降のジョディ・フォスターは「闘う女」、「強い女性」の役柄が多い。そういう「強くてかっこいい女性」という役柄はジョディ・フォスターのイメージ、パーソナリティやキャラクターからしてもまさにピッタリだと思うし、僕は好きだ。
この『ブレイブ・ワン』のエリカもそうした「闘う女」であることは同じなのだけど、これまでのキャラクターとは大きく違う。それは、これまでの「闘う女」はあくまで正義のために闘っているのだけれど、今回はそうではない。『ブレイブ・ワン』のエリカは違法に入手した銃で、個人的復讐のために闘っているのだ。そのためにエリカの姿からはかっこ良さは消え、暗さや陰りが前面に出ている。婚約者を殺害されたエリカは、結局のところそのショックから立ち直ることはできず、自分の中にいる誰かとなってひたすら復讐の鬼と化す。そのあたりの演技、役作りはさすがにジョディ・フォスター。今回も鬼気迫る迫真の名演技を見せてくれた。
さて、問題はこの映画のラストだ。ストーリーについてはあえて書かないけれど、僕自身は、こういう展開では最終的にエリカは救われなかったと思う。救いのないままに終わってしまったように感じられる。もっと違う展開で、最後の最後ではエリカに何らかのカタチでの救いをもたらせて欲しかったと僕は思う。
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コメント
ハートフィールドさん こんばんは!
『ブレイブ・ワン』面白そうですね!
私もジョディ・フォスターは大好きな女優の一人です
『ブレイブ・ワン』もジョディ・フォスター主演なので観に行きたいと思いつつ、見逃してしまいました
『幸せの1ページ』は観に行ったのですが、ちょっとお子様向けと言う感じでした
先日「WORLD OF LIES」と「K-20」を観て来ましたが、どちらも見ごたえがあり、楽しめました
投稿: vanilla | 2009年1月 8日 (木) 21時41分
vanillaさん、ジョディ・フォスターいいですよね!
彼女の知的で強いキャラクターはとても魅力的です。
『幸せの1ページ』、僕はまだ観ていませんが、新しい役に挑戦した作品だとジョディ・フォスターが言ってました。
『WORLD OF LIES』と『K-20』もおもしろそうですね。
リドリー・スコット監督は僕の好きな監督のひとりなので、観に行きたいですね。
投稿: ハートフィールド | 2009年1月 8日 (木) 23時58分