伊予富士登山
瓶ガ森林道が11月30日で通行止めになるとのことなので、今日が最後のチャンスと思い、仲間とふたりで伊予富士へ登山へ行ってきた。天気は良かったのだけど、ガスがかかり、風が強くてとても寒かった。でも、美しい樹氷や雄大で素晴らしい景色も見られて楽しい登山だった。
旧寒風山トンネルを抜けてすぐの寒風山登山口は、朝の8時前だというのに既に10台近くの車が停まっていた。ここまで登ってくる旧道は雪も凍結もなかった。ただ、山を見上げると雲が急速に流れて日が射したり、曇ったりと天気がめまぐるしく変化しているようだ。
ここから桑瀬峠までの登り道は何度登っても急峻でキツイ。途中で小休止をはさみ45分ほどで桑瀬峠到着。ここまでは積雪もなく、むしろ暖かく感じた。寒風山を見ると山頂付近は雪化粧、ゴツゴツとした山肌に白い雪が美しい。空模様は、基本的に晴れ空なんだけど雲が流れて陽ざしはなく、ガスがかかって視界もよくない。ここで10分ほど休憩。
桑瀬峠から伊予富士へ向かう。高度を上げるにしたがって積雪が見られるようになるが、スパッツを装着しているだけで充分に登れる程度だ。気温が高いためか雪も解けはじめぬかるんでいる。それでも高度が上がると見事な樹氷が見られた。こんな近くできれいな樹氷を見たのは初めてのことで感激しきり。
主尾根まで来るとようやく伊予富士の姿が見えてくる。とても富士のカタチには見えないけれど、横に広がった姿は雄大だ。笹の緑色と積雪や樹氷の白色のコントラストがとても美しい。伊予富士に近づくにしたがってガスも晴れてきて、山の背景の美しい青空とのコントラストも素晴らしい。
伊予富士は山頂手前に最後の急峻な登りが待っている。今日は積雪もあり余計に登りづらい。山頂はすぐそこに見えているのになかなか到着できない。途中、降りてくる人とすれ違いながら一歩一歩着実に登っていくしかない。
そしてついに山頂到着。僕たちと入れ違いにふたりの登山者が降りて行ったので、山頂は僕たちの貸切り状態になった。山頂手前では青空が見えていたのに、山頂に立つと雲が出て太陽は隠れてしまった。おまけにガスがかかってほとんど視界がきかない。さらには強い風が吹き抜けて帽子が飛ばされてしまいそうだ。急いで昼食をとることにしたが、風と寒さのためバーナーでなかなか湯が沸かせない。ようやく沸いたお湯でカップラーメンを食べるが、食べながらも強風で体温を奪われ、ブルブル震えながら急いで流し込んだ。食べているうちに少しガスがはれたので急いで写真を撮影したが、シャッターを押す手がかじかんで痛い。標高1756mの自然の厳しさを身をもって体験した。
冷え切った体で下山開始。さっき登った急峻な雪道を下るのは登る以上に困難だ。ゆっくりと降りていくが、少し下ると風が当たらなくなり、体を動かしたために暖かさを感じるようにもなり、ようやく生き返った気分だ。降りの尾根道歩きは快適そのもの。石鎚連峰の遠景を楽しみながらゆっくりと降りた。
自然の雄大さ、美しさとともに、厳しさを感じた今日の登山だった。
<↓ガスのかかった寒風山>
<↓樹氷>
<↓樹氷>
<↓青空をバックに樹氷>
<↓北側の樹氷と南側の笹のコントラスト>
<↓雄大な伊予富士の遠景>
<↓樹氷の白色、笹の緑、背景の青空のコントラストが美しい伊予富士>
<↓青空をバックに伊予富士の山頂>
<↓伊予富士山頂 標高1756m>
<↓伊予富士山頂から石鎚方面を望む>
<↓手前:東黒森、奥側:自念子の頭>
<↓伊予富士から東側の眺望 寒風山、笹ヶ峰、ちち山の連なり>
<本日の歩数:14,942歩>
自宅発6:15→「寒風山登山口」7:45着~8:05発→「桑瀬峠」8:49着~9:00発→「伊予富士山頂」10:45着~11:36発→「桑瀬峠」12:48着~13:25発→「寒風山登山口」13:50着~14:10発→「木の香温泉」14:30着~15:20発→自宅着17:00
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コメント
私はこの日、石鎚山、今年最後の土小屋ルートです。山頂の天気はいまいち でした。
帰りは瓶ヶ森林道で霧氷を堪能しました。
冬山に取り付かれたらもう山を病(止)められませんね。
投稿: やま | 2008年12月 8日 (月) 23時09分
やまさん、こんばんわ。
確かに雪山は夏山や秋山にはない美しさがありますよね。
先日の堂ガ森登山、伊予富士登山では雪山の魅力を垣間見ることができました。
とは言え、僕はまだ本格的な冬山登山は行ったことないのですが…。
投稿: ハートフィールド | 2008年12月10日 (水) 23時34分